Prof.Fjordの脳内散歩。

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ジャイアンツまとめ(2021/3)開幕前特別号

67本目。直前にもう1本巨人の記事です。

 

ジャイアンツまとめ(2021/3)開幕前特別号

開幕前に間に合わせるということで少し早めに今月のジャイアンツのトピックスをまとめようと思います。

巨人田口麗斗とヤクルト廣岡大志が電撃トレード

聞いたときはかなり驚きました。巨人の田口麗斗投手とヤクルトの廣岡大志野手がトレードされたことが3月1日に発表されました。田口選手は2016年、2017年に2桁勝利を達成し、その後は中継ぎとして1年に50試合以上投げる年もあるなど実績十分の左腕で、先発ローテを争う選手の1人でした。ここ数年は先発としてはパッとしない成績が続いていて、伸び悩んでいる選手でもあります。一方ヤクルトの廣岡選手は内外野守れるユーティリティプレイヤーで、強肩強打が持ち味の選手です。年齢が23歳と若いながら1軍で2桁HRを打ったこともある若手の有望株です。しかし主に守っているショートのポジションは他の選手でほぼ1年間埋まり、更に今年のドラフトで元山という選手が入団したことから、肩身が狭くなっている選手でもありました。

ヤクルトの事情としては先発の駒不足が伺えます。高齢ながら安定感のある石川、昨年ノーヒットノーランを達成したエースの小川、昨年先発としてそれなりに通用したスアレスの3名以外が機能せず、ドラフト1位の木澤もまだ1軍では通用しないといったところで、ソフトバンクを出たばかりのバンデンハークを獲得し、そして今回のトレードで田口を獲得したといった経緯になります。先発陣の一時的な強化としては悪くない補強だと思います。

一方巨人としては昨年吉川大幾を戦力外、山本を阪神に金銭トレードで放出し、田中俊太を梶谷の人的補償で放出したため内野手がやや少なくなっています。それでもレギュラーの坂本、吉川尚輝に加え北村、若林、湯浅らもいて1軍としては十分戦えるレベルでしたが、そこに廣岡が加わることでより強固なものになったと感じます。低打率多本塁打内野手はあまりいないタイプの選手なので原監督がどのように運用するかが気になるところです。なんせ若いので率が上がると大化けする可能性も感じます。

田口も25歳と若いためヤクルトでもう一花咲かせることは十分に可能だと思います。16年、17年で勝てていたときは制球が定まっていて、ストレートとスライダーだけで十分勝負できていたという印象でしたが、ここ数年はやや甘く入ったボールを痛打されるシーンが散見され、正直直球とスライダーだけでは厳しいという印象です。フォークボールも徐々に使い始めていて、それが武器になればまた2桁勝てるようになるのではないかと勝手に思っています。

オープン戦所感

オープン戦が始まり、各選手のアピールが続いています。

まずは野手陣から。正捕手争いはバッティング内容から大城が一歩リードと見ています。盗塁阻止もしっかり出来ているので開幕戦のスタメンは大城かなと思います。小林はリード面は素晴らしいので第2捕手として試合を締める役割を期待したいです。セカンド争いは吉川尚輝、若林の2択です。オープン戦の内容から若林の2番起用はほぼ確実視されているため、若林がどのポジションを守るかによって他の選手の起用状況が変わってくると思います。若林がレフトなら吉川で、セカンドならレフト松原orウィーラー(吉川ベンチ外)かなと思います。北村、廣岡はこれといった成績は残せていないという印象です。一塁手は中島かウィーラーか北村の中で調子のいい方を使うと思います。秋広は高卒新人とは思えない将来性を見せていますが、公式戦が始まるとここまで上手くはいかないと思います。1軍選手の変化球を見極められるようになったら数年後3割打てる選手に十分なれると思います。坂本、岡本、丸は開幕に向けて順調に仕上がっていると感じます。梶谷はまだまだ本調子ではないですが開幕スタメンには名を連ねるでしょう。

投手陣は、菅野、戸郷、サンチェスの3本柱は順調そうです。他はまずまずですが、今村、井納はそれなりに試合をまとめてくれそうな気配は感じます。高橋優貴はまだまだ制球が定まりきっておらず、結果オーライの投球になってしまっていて見ていて不安です。畠と平内はコントロールにばらつきが大きく、良いとき悪いときがはっきりしている印象です。恐らく6番手はこの3人のうちのいずれかになると思います。中継ぎ陣は、高梨が昨年ほどの安定感がないのが目立ちます。中川は順調で、チームの狙い通り抑え起用となるでしょう。大竹、ビエイラも開幕後勝ち試合で起用されるでしょう。高木と鍵谷が幅広い起用をされると思います。開幕直後は少し苦労するかもしれませんが、デラロサと大江が合流した後は中継ぎ陣にゆとりが生まれると思います。

セ・リーグ優勝に向けて

前回のブログでも書きましたがリーグ内で最大のライバルとなり得るのは阪神タイガースでしょう。佐藤輝明、ロハスJrが加わったことで打線の切れ目が減り、先発陣もアルカンタラの加入でより強固なものとなりました。巨人が秀でているのは二遊間です。ここに弱みがあるのが阪神(守備でも打撃でも)だと思います。ここが高い水準で安定すれば手強いですが、安定しないようであれば昨年同様のリーグ展開が見込めると思います。

金曜日から開幕戦ですが、外国人選手のいないうちにDeNAから勝ちを重ねておきたいですね。外国人が入国したタイミングはかなり重要な部分になるので、そこに注目しながら、まずは開幕ダッシュを決めたいところです。

 

余談

先日テレビ東京で放送された特番「異世界転生バラエティ 2番手芸人の麒麟川島が千鳥おぎやはぎ山里を従えるメインMCに転生した件」が放送されました。MCをサポートする仕事が多い麒麟の川島さんがメインMCになった世界線で、現世では売れっ子MCである面々を雛壇に置いて滅茶苦茶に扱うといったコンセプトの番組です。僕の大好きな佐久間宣行さんがプロデューサーをやっているだけあってめちゃめちゃ面白かったです。TVerリンク貼っておきます。

tver.jp