ジャイアンツまとめ(2021/4)
72本目。月末は巨人を応援するブログです。
ジャイアンツまとめ(2021/4)
プロ野球開幕から1ヶ月ほどが経ちました。開幕直後の状況としては悪くないと思います。特に新型コロナウイルスの影響でかなり痛い状況になった他、主力選手の不振、離脱等あって大変なスタートになったにも関わらず高順位を維持できているのは素晴らしいと思います。開幕から4月現在のジャイアンツのトピックスをまとめつつ、今後の展望を書いていこうと思います。
丸、若林、中島、ウィーラーが新型コロナウイルスに感染
4月で最も印象的な話題としてはこれが真っ先に思い浮かびました。4月4日、開幕して3カード目にして、主力選手である丸、若林、中島、ウィーラーの4選手が新型コロナウイルスに感染し、戦線離脱を余儀なくされました。丸は開幕以降四球は選んでいたものの打撃成績がとことん振るわず、当時は離脱してもさほど影響はないといった感じ(むしろ一度休んで調子を上げてほしいくらいだった)でしたが、若林、中島、ウィーラーの3名は4月前半の巨人打線を支えていた3名(特にウィーラーは開幕当時リーグトップクラスの打撃成績、若林はオープン戦チームトップの大活躍でブレイク必至)だったので、この離脱はチーム状況にかなり影響を及ぼしました。
松原が1番打者として好調、定着
丸が抜けた穴を補う活躍を見せているのが松原聖弥です。去年から1軍に定着し、今年は開幕直後は不調だったものの、試合を重ねるにつれて徐々に状態を上げてきて、8日からは1番センターで定着。7日時点で打率.133だったものの、今や.286まで上げてきた上にホームランも3本打つなど、主力が抜けていた中でチームを支えている存在の1人となっています。丸が復帰した後もセンターを守らせているのは松原への期待の現れでしょうか。
岡本の不振
4人が抜けて以降なかなかチームの得点力が上がらなかったのはこの人が不振だったからでしょう。開幕以降(特にDeNA平良と対戦して以降)調子は下がる一方で、チャンスの芽をひたすら潰していたためかなり深刻な状態ではありました。現在は底は脱したかなという感じはありますが、まだ本調子とは言えないので、使い続ける以上はこれからの復調を期待するしかありません。
長いイニングを投げる先発ローテーション
コロナウイルスによる主力の離脱の影響で打線が一時期かなり乏しかった中でも高順位で踏ん張れているのは先発投手陣の力投あってこそだと思います。11日〜17日の6連勝中はなんと先発した6人全員が勝利投手となり、菅野、今村は完封、サンチェス、畠、高橋優貴はHQS、戸郷は6回1失点でQS達成と投手王国完成を予感させるような大活躍を見せています。先発投手が長いイニングを投げることにより今年少し安定感に欠く中継ぎ陣を補う活躍は、優勝戦線に不可欠なものとなるでしょう。平内、野上、メルセデス、井納ら控えもそれなりに充実しているので、上手くやりくりしながら、夏場バテないように頑張ってください。
守護神デラロサの帰国
デラロサが15日、アメリカの市民権取得の手続きのため、帰国しました。復帰は5月中旬ほどと見られています。中継ぎ陣が昨年ほど安定しているわけではないジャイアンツにとって今シーズン中川以上に安定感のあるデラロサを1ヶ月失うのはかなりキツいです。代わりの守護神をビエイラが務めていますが、まだ大やらかしは無いもののちょっとヒヤヒヤします。5月に入ってちょっとボロが出そうな気がします。
香月に大きな期待
コロナ禍で4人が離脱した中で輝きを放った選手がもう1人います。昨年澤村拓一とのトレードでジャイアンツに移籍した香月一也です。今年は1軍に上がって以降打撃成績が良く、42打席でホームラン3本、打率.286はかなり立派です。ボール球の見極めもそれなりにできていて、フルスイングして捉えた打球はスタンド中段まで飛ばす力があります。現状一塁しか守っていないのでウィーラーや中島、現在2軍にいるスモークらとポジションが被ってしまい出場機会は松原ほど得られないという状況ですが、結果を残し続ければ大ブレイクも見えてくるのではないかと思います。それほどジャイアンツファンの香月への期待は大きいです。岡本と同年代なので将来2人でクリーンナップを組めるようになればいいなと思います。
今後の展望
現状首位阪神と2.0G差の2位で悪い位置ではないと思いますが、サンチェス、戸郷など先発陣に若干ボロが出始めました。しかし先発陣にボロが出ているのは阪神も同じなので、お互いどうやりくりしていくか(特に来週からの9連戦)が序盤の順位を分けるきっかけとなりそうです。
コロナで離脱していた4人が復帰し、新外国人野手2名も2軍でそれなりに体を動かせているので野手陣はかなり充実していると言っていいと思います。8番に大城を置けるのが理想です。
投手陣が問題でしょう。菅野、今村、高橋優貴は問題ないと見ていますが畠は典型的な投げてみないと分からないタイプですし、戸郷、サンチェスは現在不安材料がやや見られます。中継ぎもデラロサ不在で中川、ビエイラの2人はある程度軸になりますが高梨、鍵谷、大江はいずれも万全とは言い難い内容が続いています。投手陣がいかに最小失点で切り抜けていくかで今後の順位が決まっていくと言っても過言ではないでしょう。
とはいえ下位のチームと比べたらちっぽけな悩みでもあるかなと思います。ここ1〜2週間のように、対阪神のマークだけは強くしておきながら、下位チームから確実に勝っていければ順位を大きく落とすことはないはずです。コロナの影響で無観客試合が何試合かありますが、それに影響されないことを祈りましょう。
余談
21歳になりました。特に変わったことはないですが、これからもよろしくお願いします。
誕生日ツイートをしたら多くの人にリプやファボを頂きました。皆さんとても温かいなと思いました。シンプルに嬉しかったです。本当にありがとうございました。
21歳になっても変わらずブログを更新できるよう頑張ります。