Prof.Fjordの脳内散歩。

大学生が日頃考えていることを文章にするだけの、自己満足ブログ。

WH-1000XM4

35本目。これは本当に凄い。

 

WH-1000XM4

以前のブログで欲しいと言っていたノイズキャンセリングヘッドホンをついに買いました!今年どんだけお金使ってるんだっていう話ですが、決して自分がお金持ちなのではなく、色々あってのことなので、ご理解ください…

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箱から美しい

色はプラチナシルバーにしました。今まで黒いヘッドホンしか使ってこなかったので、こういった色を使うのもアリだなと思って、この色にしました。

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箱を開けると、ちらっと見える感じ。これが良い。

一番外の箱を開けると、ケースがちらっと見えます。全部隠すのではなくて、ちょい見せしてくるあたりが嫌らしいですね。こんなの興奮しないわけないですよ。

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控えめな感じね。ハイ。

ケースの色合いも飾ってる感じがしなくて、素晴らしいです。

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iPadとの大きさ比較用

iPadを隣に置いてみました。それほど大きくないのが伝われば。薄さはそのへんのハンバーガーぐらいでしょうかね。

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開けるとき、緊張しますよね。

いい加減開けましょう。見てくださいよ。この収納美とでもいうのでしょうか。これ以上ないくらいコンパクトになっています。オーディオケーブルや充電ケーブルなどを入れる場所もきっちり用意してあるのが美しいですね。

早速取り出してみると、ヘッドバンドがモチモチしていて触り心地が良いです。重さも苦にならないくらいだと思います。そして装着!締めつけ感はほぼありません。こんなんで音漏れしないのかなと思うくらいです。

とりあえず自分のiPhoneに接続します。

「電源が入りました。」

とヘッドホンが喋ってくれます。機械が喋っている違和感は全くありません。めちゃめちゃ自然な日本語です。まずここでオオッとなりました。

そしてノイズキャンセリングがオンになります。するとファッと周囲の音が消えていく感覚に陥ります。全然うるさくない部屋で試したので劇的な効果が得られているわけではありませんが、音楽を再生しなくても、自分の喋ってる声が全然聞こえないくらいにはなります。パソコンでCreepyNutsの助演男優賞を少し控えめな音量で再生してもほぼ聞こえないぐらいには消してくれます。もう興奮が止まりません。

翌日、筑波に行って体育の対面授業があったので、これをつけて行っていろいろな場所で試してみました。もともとは電車通学の苦労を少しでも取り除くために買ったものなのでね。

駅のホームで装着すると、完全には消してくれませんが、周囲の音が8割くらい消えてくれる感じがします。電車内では、ガタンゴトンという音や車内アナウンスが聞こえないわけではありませんが、グッと音量が抑えられて、小さい音量でも、再生されている音楽に集中することができます。つくばエクスプレスは特にうるさいなと思っていたのですが、周囲の音が明らかに小さくなっているのがよく分かります。外したときに特にうるさいと感じます。

授業後スタバに寄って、そこでも付けてみました。店内に流れている音楽もけっこう抑えてくれて、ヘッドホン内流れている音楽に集中できます。今、まさにスタバでこの記事を書いていますが、快適に作業ができて最高です。

機能の説明をします。まず、アダプティブサウンドコントロールです。これはスマホの位置情報を利用して、ヘッドホンを装着している人の動きに合わせたノイズキャンセリングの最適な設定を勝手にやってくれるという機能です。座っているとき(止まっているとき)、歩いているとき、走っているとき、乗り物に乗っているときの4種類の行動を自動で感知して、ノイズキャンセリングと外音取り込みを使い分けてくれます。座っているときと乗り物に乗っているときはノイズキャンセリングがオンになり、歩いているときや走っているときは外音取り込み機能がオンになります。この精度がなかなか良いです。歩いているときは周囲の音が聞こえるので周りの音が聞こえないことで起きる事故は減るでしょう。ノイズキャンセリング時はバッチリ音を消してくれるので、外音取り込み時との差を実感できます。位置情報機能を常にオンにしていなければならないところはややネックですけどね。

そして、クイックアテンションモードです。右耳をヘッドホンごと覆うと、覆っているときだけ外音取り込みモードになり、手を外すとノイズキャンセリングに戻るという機能です。ヘッドホンを外さず、何のボタンを押さずして周囲の音を一時的に聞くことができます。ちょっと周りの様子が気になる、でもヘッドホンを外すのは面倒だというときにこの機能が役に立ちます。

まだまだあります。ヘッドホンを外した後一定時間経過すると自動で電源が切れる自動電源オフ機能も搭載しています。これはヘッドホン内部に近接センサーが搭載されたことによって可能となった機能です。 何気に便利です。

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左耳側の奥に近接センサーが付いています

音量調整や曲の再生停止、先送りなどはクイックアテンションモードで覆った右耳の平らな部分を操作します。この部分はタッチパネルになっていて、上下にスワイプすると音量調節、左右にスワイプすると曲のスキップと巻き戻し、真ん中部分をダブルタップすると再生停止ができます。

軽さがありながら、このヘッドホンはノイズキャンセリングをオンにした状態で30時間も持ってしまいます。筑波に行った日もほぼ丸一日ヘッドホンをつけていましたが、その日の深夜に充電の残量をみると70%も残っていました。しっかり使って3割しか減っていないなら抜群の持ちだなあと思います。

不満な点はほぼありません。音質も、つけ心地も、ノイズキャンセリングの精度も、軽さも、バッテリーの持ちも、その他便利な機能も、どれも平均して素晴らしい優等生ヘッドホンという感じです。価格はアマゾンで43000円(10%クーポン付き)でしたが、価格負けしていない性能だと思います。電車や飛行機によく乗る人、静かな環境で作業がしたい人におすすめです。4万は高いという人は、このWH-1000XM4の一世代前のWH-1000XM3というモデルもおすすめです。こちらは使える機能はM4よりやや少ないですが、ノイズキャンセリングの精度はほぼ同等で、今なら3万円弱で買えるはずです。

ノイズキャンセリングのヘッドホンやイヤホンは、自分の耳を守る上でも持っておいて損はありません。イヤホンで大音量で音楽を流すのを続けていると、将来難聴になってしまう恐れがあります。電車や飛行機の中では周囲の音を理由にイヤホンの音量を上げてしまいがちですが、ノイズキャンセリングの機器を使って、小さい音量で音楽や動画を楽しむことが今後大事になってくると思います。

 

余談

ドラフト会議の時間がちょうど英語の授業とかぶっているらしいです。リアタイしたかったなあ…