Prof.Fjordの脳内散歩。

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巨人の7月後半〜8月前半

26本目。家にいるお盆。

 

巨人の7月後半〜8月前半

少しブログを休んでいた間に野球の振り返りをしていなかったので7/21の中日戦から今日のヤクルト戦までの7カード分を一気に振り返っていきましょう!全体としては、少し苦しい時もありましたが、大きなブレーキはなく来れている印象です。

7/21〜7/23 対中日 2勝1敗

カード初戦はナゴヤドーム中日戦で相性バツグンの菅野が圧巻の完封劇。3塁を踏ませないピッチングで初戦を取りました。2戦目は戸郷が試合を作れず、打線も相手先発松葉に苦戦し、完封リレーを食らってしまいました。3戦目はメルセデスが7回1失点と好投し、それまでチャンスがあまりなかった中防御率0.00の福を打線が攻略し、カード勝ち越しを決めました。4番岡本の勝負強さが光りました。

7/24〜7/26 対ヤクルト 1勝1敗1分

このカードの初戦は先発今村が大乱調で、初回に5点を奪われ敗戦ムードの中、3点差として7回に梅野から吉川、丸のHRなどで3点をもぎ取り、なんとか引き分けに持ち込むことができました。重信のフェンスを突き破る(!?)ツーベース珍プレー好プレー行きでしょうね。2戦目はサンチェスが直前のコンディション不良により澤村が緊急先発で、2日連続でブルペンが総動員となりました。リードを広げられるなかじわじわと追い上げ、9回で追いつくも、拙守が仇となり、サヨナラ負けを許しました。3戦目は先発桜井が立ち上がりが悪い中で要所をまとめて7回2/3を投げ、リリーフ陣をなんとか休ませることができました。打撃陣は初回から積極的な打撃で相手先発高梨を完全に攻略し、なんとかこのカードを5分で終えることができました。

7/28〜7/30 対DeNA 1勝2敗

カード初戦はエース菅野が7回2失点と試合を作り、打線も効果的にコツコツと得点を挙げ、初戦を取りました。2戦目は先発戸郷が5回3失点と微妙なピッチングも、味方の援護が少し足りずに惜敗でした。3戦目はメルセデスが6回2/3を2失点と、試合を作りながらも要所で逆転を許し、打線もなかなか相手投手陣から得点できずに2連敗。このカードを負け越してしまいます。

7/31〜8/2 対広島 2勝1敗

カード初戦は畠の復活登板。順調なピッチングを見せるも、5回途中で危険球退場となり、リリーフ陣が総動員となりましたが、粘りを見せ1点差を逃げ切りました。若手左腕の大江がプロ初勝利となりました。2戦目は相手先発床田と3番手ケムナを打線が完全に攻略し、打ち勝ちました。先発田口も7回2失点と好投しました。3戦目は先発桜井が序盤から崩れ、立て直せずにそのまま負けました。相手先発の遠藤も打ち崩せず、3タテとはなりませんでした。

8/4〜8/6 対阪神 2勝1敗

初戦は菅野が、途中梅野の打球を足に受けるというアクシデントがありながらも7回2失点と試合を作り、打線も序盤はコツコツと点を取り、終盤に相手のミスで一気に点を加え、初戦を取りました。2戦目は先発戸郷が7.0回を1失点と久々のナイスピッチング。鉄壁のリリーフ陣が試合を締めてカード2連勝です。3戦目は先発メルセデスが試合を作れず、打線も相手先発高橋遥人に手も足も出ませんでした。ビジターでしっかりと勝ち越せました。

8/7〜8/9 対中日 2敗1分

初戦は田口が中5日で先発も、序盤に打ち込まれ、相手先発の大野雄大を攻略できず、完投負けを許しました。2戦目は先発畠が6回まで無失点と試合を作るも、7回に巨人キラー福田から痛恨の一発を貰い、逆転負けをしてしまいました。3戦目はブルペンデーで、先発宮國があっさりと2点を先制されるも、粘り強くリリーフが投げ、打線も湿りながら2点をもぎ取り、引き分けに持ち込めました。このカードは総じて打線がしょっぱく、チームに悪い雰囲気が流れていました。

8/12〜8/13 対ヤクルト 2勝

初戦はエース菅野が7回1失点と、安定感あるピッチングを見せ、打線はようやく主力の坂本と丸に当たりが出て、快勝しました。菅野は負け無しの7連勝で絶好調です。今日の2戦目はメルセデスが立ち上がりに3点を先制されるも、その後を粘り強く投げ、打線も5回に追いつき、9回に亀井のサヨナラタイムリーで試合を決めました。前のカードから主力に当たりがなく、不安がありましたが、この2試合はしっかりと主力にヒットが出て、負けた分を取り返せました。

総じて

中日戦のカード辺りで主力の坂本、丸、吉川尚輝が全く打てておらず、岡本もたまにソロHRを打つだけでチャンスで凡退を繰り返しており、打線が機能しない時期がありました。そんな中で、素晴らしかったのは中継ぎ陣です。左腕中継ぎエース中川は安定感抜群で、途中加入の高梨は11試合を投げて未だに防御率0.00。右のベテラン大竹も防御率2.00と安定していて、期待の若手大江も10試合を投げて防御率0.73と成長してきました。育成上がりの田中豊樹も1軍で投げる度に良くなっていて、鍵谷も信頼が厚く、そこに怪我明けの守護神デラロサが戻ってきました。高木が戻れば完璧なリリーフ陣だと思います。中継ぎ陣の活躍あって連敗も長引かず、首位を堅守できているという印象です。

これから

これからの戦いでキーになるのは、主力となる坂本、丸、岡本の調子、そして先発の駒数でしょう。カード勝ち越しが当たり前だった序盤は、坂本、丸、岡本の3人のうち、少なくとも2人は機能していた試合が多かったです。しかし、ここ最近は3人とも不調で、そのせいでチームも波に乗れないという状況でした。昨日今日のヤクルト戦のように、この3人が打線で機能すれば首位独走がより加速します。そして、先発の駒数ですが、現在イニングをしっかりと稼げる見込みのある先発ピッチャーは、菅野、メルセデス、戸郷、田口、畠の5人です。週6日のローテーションなら1人足りず、9月は13連戦と9連戦があります。6人目、そして谷間を埋めるピッチャーがいないのは、今後響きそうな気がします。サンチェスはもう少しで復帰できそうという情報があり、8/25のヤクルト戦か遅くとも30日の中日戦にはローテーションに復帰してほしいです。そして、谷間のピッチャー候補ですが、今村と桜井は安定感がなく、新人の太田龍はもう少し2軍で投げさせたいところで、去年活躍した高橋優貴はまだまだ時間がかかりそう。谷間をブルペンデーで埋めるのはあまりやりたくないところで、どのように投手を運用するかは今後の見どころだと思います。

2位以下が団子になっているおかげで連敗してもそこまで差が縮まりませんでした。9月の連戦がリーグ優勝の鍵になると思います。そこに向けて、戦力を整えていってほしいです。

 

余談

TweetDeckでモニター1枚を使ってツイートを見るのが快適すぎて、やめられなくなってしまいました。モニターって多ければ多いほど良いですよね。