Prof.Fjordの脳内散歩。

大学生が日頃考えていることを文章にするだけの、自己満足ブログ。

巨人の7月前半

22本目。余裕なくなってきた時が一番書きたくなる。

 

巨人7月前半まとめ

ブログを半月ほど更新を止めていましたが、その間も野球の試合は着々と進んでいます。毎度のごとくジャイアンツ愛が強いブログですが、今回は空いた期間の巨人の試合について、総ざらいしていきましょう!

DeNA、2勝1敗

初戦は以前触れたので割愛します。2戦目は澤村の自滅で痛い逆転負けでした。今年の中継ぎの手薄さを感じる試合でした。3戦目は桜井の好投に尽きます。自身最長の8回1失点と文句なしのナイスピッチ。打線はセーフティリードを奪えない中で8回にパットンを捉えられたのが大きかったです。首位争いを今後もしていくチーム相手に勝ち越せたのは良かったです。

対中日、2勝1敗

初戦は菅野が1安打完封という文句なしの内容でした。相手先発の大野雄大も非常に良く投手戦となりましたが、競り勝てました。2戦目は先発田口がアクシデントで3回で降板するも、打線がコツコツと得点し、中継ぎ陣がなんとか踏ん張って勝てました。3戦目は先発サンチェスが乱調気味で、流れも終始相手ペースのまま敗れました。このカードで大きな戦力である先発の田口と抑えのデラロサを故障で欠くことになってしまいました。痛すぎます。

阪神、1敗(2試合雨天中止)

このカードは天候が悪く2試合が中止となってしまいました。ここで中止した分はシーズン後半に集中して襲ってきます。こればっかりはしょうがないですが、今後の戦いが厳しくなることを予感させます。3戦目は巨人打線が相手先発のガルシアを攻略できず、虎キラーの先発のメルセデスの好投虚しく敗れました。このカードあたりで絶対的な存在であるキャプテンの坂本が脇腹を負傷し、離脱はしなかったものの、ここから坂本の調子がどんどん悪くなっていきます。これまた痛いです。

対ヤクルト、2敗(1試合雨天中止)

悪天候によりカード初戦がまたも中止。痛いです。シーズン終盤に体力が残っているかが優勝への鍵となりそうです。2戦目は坂本の守備が露骨に悪化し、エラー等もあって序盤からペースを握られ、中継ぎ陣も打ち込まれ完敗です。3戦目は外野フライのお見合いや、無いはずの併殺がパーラの微妙なスライディングにより完成するなどの不運なプレーが多く、悔しい敗戦となりました。首位を争うヤクルト相手に今シーズン初のカード負け越し、チーム4連敗、首位陥落という最悪のシナリオ、チーム状況となってしまいました。

対広島、3勝

初戦は菅野が、審判の狭いゾーンと広島打線の粘り、抜け球の多さなどから球数が嵩んでしまいますが、要所を締めて5回無失点で無傷の3勝目、打線は岡本のポール際の打球が風で押し戻されたラッキーな3ランHRと相手のエラーなど、とてつもなく運が向いて大量7点。連敗を脱出しました。2戦目は2年目戸郷が終始落ち着いたピッチングで、打線は丸を休ませて3番にウィーラーを置いたスタメンが的中し、投打噛み合って11点差で完勝。3戦目は未だ勝ちの無いメルセデス(対広島が苦手)が要所を締めるピッチングで、打線は先制、中押し、ダメ押しと点を稼ぎ、終わってみれば5点差の快勝でマツダスタジアムでは9年ぶりとなる3タテスイープを成し遂げました。4番岡本が3試合連続のHRでHR数リーグ単独トップです。このカードで貯金を重ねたことにより首位に復帰しました。

現在の巨人の感想

小林、田口、デラロサ主力が次々と離脱していく中で、キャプテンの坂本が絶不調に陥り、連敗中はどうなることかと思いましたが、関門であったマツダスタジアムでまさかの3タテによりチーム状況が上向いてきました。坂本は中日戦以降ヒットは生まれていないものの、ファウルで粘りながら四球を選べるようになっていて、出塁率自体はそこまで下がっていないので上位打線としては機能できています。守備もヤクルト戦1試合を除けば安定していて、脇腹自体はそれほど問題ではなさそうです。ここ数日は原監督の日替わりのオーダーが非常に冴えていて、その日の相手の先発を面白いように攻略できているという印象です。また、首位を支えている要因としてエラーの少なさという部分は大きいです。今シーズンのチームの失策数はわずか3で、これは他のチームよりも遥かに少ないです。守備がしっかりしているというのは非常に心強いはずです。強いて不安なところをあげるなら、大量点差勝ちが多いので接戦の勝ち方を忘れていないかが少し心配です。相手先発が調子のいいときに勝ちきれる試合が今後できれば、首位固めもできそうです。

現在の順位表を見て

ヤクルトが2位というのが考えられません。未だに疑っています。山田哲人が不調どころか試合にすら出ていません。4番村上の好調と、中継ぎ陣の出来が良く、踏ん張れているという印象ですが、試合数を重ねるにつれて、中継ぎ陣にボロが出始めると後退していくとは思います。まあ、現時点では結果が出ているので高津監督はうまくやれているということでしょうか。DeNAは下手しなければAクラスに入れる地力はあると思っています。オースティンが離脱して得点力が落ちているので、打線は以前ほど迫力はありません。中日は高橋周平が離脱してビシエドのワンマンチームと化してきました。A・マルティネスの打撃は魅力的なので固定するのは十分にありだと思います。阪神は序盤は苦戦しましたが、助っ人外国人たちがNPBに適応し始め、着実に勝ちを重ねています。抑えをスアレスにしたことで多少落ち着いてきた印象です。広島は中継ぎが厳しいです。打撃陣自体の調子は悪くはないですが繋がりが悪く、佐々岡監督のオーダーの組み方が良くないのではないかと思います。目先の勝ちも大事ですが、このチームはシーズンを通しての戦い方が完成していない印象です。

 

余談

藤井聡太クンがついにタイトルを取りましたね。将棋は駒の動かし方くらいしか知らないにわかですが、とんでもない才能だなあとつくづく感心するばかりです。